1/22/2017

徳重神社・一宇治城跡 (1)


2016.12.29

今日は伊集院から永吉方面へ。
まずは、JR伊集院駅前の島津義弘公像。初見ではないけど、改めてその武勇かつ勇敢さに圧倒される。



小学生の時、徳重神社まで歩いて行き参拝する妙円寺詣りという行事があった。道中では妙円寺詣りの歌を歌ったり、昼食はおにぎりのみ持参という徹底ぶり。

これは、関ヶ原の合戦で西軍敗北後の敵中突破した島津の退き口が有名だが、その奇跡的ともいえる生還を記念し、苦闘、苦難を偲ぶ行事として受け継がれてきたもの。



義弘を祭神として建立された徳重神社。




拝殿横の殉死者13名の地蔵塔。




菩提寺である妙円寺は、徳重神社から道路を渡り、ちょっと入り組んだ所にあった。島津瓦が施されている。





ここから車で10分ぐらいのところにある一宇治城は、神明城・伊作城・中之城・釣瓶城・南之城等々、いくつもの曲輪から成る城郭。現在は城山公園として整備されている。



島津貴久当主の時代、伊作城からこの一宇治城へ拠城を移し、まずは薩摩平定そして三州奪回を目指した。
主郭だった神明城跡に、貴久がフランシスコ・ザビエルとの対面を記念した石碑が建っている。



そのほか模擬物見櫓(展望台)や井戸跡があり、この山城の広大な規模を体感できる。


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